今回、取材させていただいたのは岡山市北区でコールマンを栽培されている『みのり農』の角南さんです。コールマンがとうとう出荷できる状態になっているとご連絡いただきお伺いしました。立派に成長した美味しそうなコールマン!是非ご覧ください。

みのり農さん インスタグラム

 コールマンがとても美味しそうです。

前回の取材時より黒くなりました。寒くなってきて、甘みもだんだんと凝縮されている感じです。今年、ハウスの半分には半透明の白色の傘をかけたのですが、そうすると日光が多少遮られたせいか、色付きが遅くなりました。スズメなどの鳥がハウス内に入り込んで啄むので、その対策として房の上部に傘を掛けています。稲刈りが終わる頃鳥の数が減少するので、その頃に早く傘を取ってしまえばよかったのですが、遅れてしまいました。そんなに光が遮られている感じではなかったのですが、やはり陽の光はとても大切だと実感しました。市場でも色が黒いほど買取単価も当然上がります。

ハウス中の半分は、葡萄の色がまだ薄い感じ。

一気に全部熟してしまうと出荷作業も大変になるのですが、陽の光を調整することで少し時期をずらして出荷できるのであれば、それも良いのかもしれないと感じています。

透明な傘の方はしっかりと色がつきました。

今年は温度が高めなこともあり、まだぐっと寒くならないので色付きもゆっくりめな印象です。収穫した後、少し熟すと色が黒くなっていきます。

 葡萄の葉が紅葉して、ハウスの中がとてもきれいです。

コールマンの葡萄の葉は紅葉します。今年は気温が高く紅葉が遅れていますが、例年この時期には葉が真っ赤に紅葉しています。ハウス内がとても綺麗になります。

葉が紅葉していて、夏の葡萄ハウスの景色とは違います。

脇芽が伸び、そこに実をつけた間もない房を12月に入ってからも見つけてしまいました。脇芽を落としていく作業は何度もするのですが、今年は12月に入るまで気温が高い日が続いていたので、取り残した枝でここまで大きくなったようです。12月になってここまでふっくらと成長することはなかったですが、やはりこれも温暖化の影響ですね。

まだ、青い実が!

今年も800房くらい出荷する予定です。JAに出荷するものが多いのですが、マルシェで売ったり、贈答用に頼まれたりもします。JAに出したものは全国で売られていると思うのですが、はっきりとどこで売っているかはわからないです。

このパッケージで売られています。見かけたら是非!

 寒くなるとハウスを暖める必要が出てきます。

今週は寒波が来るらしいので、出荷できるものは出荷してしまおうと思っています。外気が0度になるとハウス内でも葡萄が凍ってしまいます。昔は凍らないように、ハウス内にストーブをたくさん置いて暖めていたらしいのですが、今はボイラーで凍結予防をしています。なるべくボイラーたかず、早く出荷できたら良いなと思っています。

ボイラーは燃料代もかかるので使いたくないところ。

 冬の間は葡萄の木の手入れをします。

紅葉した後、冬になったら葡萄の葉は全部落ちて、木だけになります。その状態になったら、、翌年に新しい芽をきちんと出してもらえるように、今年出た枝を剪定する作業が必要です。一番最初に芽が出てるところの上を切り落とします。ちゃんと手入れしていれば、葡萄の木は20年ぐらい軽く持つ感じです。翌年出てきた新芽は、また誘引しやすい芽を残して、他は切り落としていく作業をします。

新しく出た部分を切り落としていきます。以前に切った部分がわかるでしょうか?

落ちた葉っぱは土に埋めて、堆肥として活躍してもらいます。義父の時代から剪定した枝は燃やして処理していたのが一般的だったのですが、枝の粉砕機を近いうちに購入し、剪定クズも循環型に変えていく予定です。

落ちた葉も堆肥になります。

桃も栽培しているのですが、桃と葡萄で比較すると、葡萄の方が手間がかかると思います。実をつけてから収穫までの栽培期間が長いですし、栽培途中で1房の形を整えるための摘果作業も入りますし、出荷の際も、重さや形、大きさを揃えるためにつみ落としをする作業が入ります。そう考えると、葡萄の方が手間がかかるイメージです。

 あっさりした味わいが大好きです!

筆者は、今回も購入させていただきました。昔食べていたよりは甘みが増していると思いますが、他の葡萄に比べるとあっさりです。でも、それが美味しいと感じます。角南さんもおっしゃいますが、食べだしたら止まらないです。今時の流行と違い、皮も剝かなければいけないし、種もあるのですが、本当に美味しいと感じます。皆さんもスーパーで見かけたら是非味見していただければ幸いです。

ちょっと赤い感じのコールマン。筆者のイメージはこんな感じです。

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