今回、取材させていただいたのは岡山市東区の一所懸命農園さんです。先日インスタグラムで「レタスの収穫体験できます!」という告知を見たので3月6日に参加させていただきました。ちょうどロマネスコも出荷できそうな大きさに成長したということで、取材させていただきました。今回も野菜担当の青木さんにお話をお伺いしました。
現在の田んぼは麦畑です。
現在、田んぼには麦を植えています。収穫は6月くらいになる予定です。植えてからしばらく経ちますが、今の時期は寒いのですぐには成長しません。これから暖かくなるとぐっと大きくなっていくと思います。

これからぐんぐん大きくなるそうです
ロマネスコは本当にきれいです。

ものすごく美しい!
ロマネスコは出荷できる状態になりました。ブロッコリーと同じで1株に1つできます。ブロッコリーよりも大きいですね。食べ方はブロッコリーと同じですが、ちょっと切りにくいです。うちで作るロマネスコは他より大きくなります。今年はあまり数を作っていないのでたくさん出荷ができないかもしれません。

切った断面はカリフラワーにそっくりです
ブロッコリーは12月上旬に収穫が終わりました。
昨年末、ブロッコリーが思ったよりも早く終わってしまいました。気温が高かったせいかもしれません。ブロッコリーは収穫した後にも脇芽が出て成長していきます。脇芽が成長して大きくなったブロッコリーは出荷しないので、放置しているとこのように花が咲きます。

ブロッコリーの花。花が咲く前には全体的に黄色くなって食べられなくなるそう。
農業用ドローンの試運転!
農業用ドローンを社長がとうとう購入しました。社長はドローンの免許を取得しているので操縦できます。麦でも米でも野菜でも使えます。導入することによって、作業がとても楽になるかどうかはまだよくわかりません(笑)雨が降った後など、人や機械が入ると畑がぐちゃぐちゃになってしまいます。そういった場合、轍ができたりして作業がしにくいのでドローンでの作業が便利になるのではないかと思います。

ドローンでは基本的に肥料と農薬を蒔くのに使用することになると思います。除草剤散布に使用すると、タンクを洗浄する必要が出てきます。ドローンのデメリットとしては、バッテリーがそんなに長持ちしないということと、タンクがあまり大きくないのに広範囲の土地に蒔くので、濃度の高いものを蒔く必要が出てきそうです。そうなると、今までのやり方とは違ってくるので効果があるのかどうかを検証しなければいけません。それに、うちの畑や田んぼは小さい土地が点々と広がっている感じなので、広い土地を一気に…なら良いですが、どうなるのか使ってみないとわからないです。
将来的には自分もドローンを操縦することになるかもしれませんが、今はしたくないです。あんな高い物、もし壊したら…と思うと怖いですから(笑)
今年は雨が少なかったですが、影響はありましたか?
今年は雨が少なかったですが、うちで作っている作物はあまり影響を受けなかったです。ここ最近暖かくなってきたところに雨が降ってくれて、ちょうど良い感じになりました。他の農家さんは雨が降らなくてレタスが少し小さくなったように聞きましたが、うちは大丈夫でした。うちの畑は元々が田んぼなので保水性が良く、少々では土がカラカラになりにくいので雨が少ないくらいがちょうどよい感じです。逆に雨が多いと水が溜まってレタスが水の中に浸かってしまうので良くないですね。
レタスの収穫体験は珍しいと思います。

最良の収穫時期をのがしてしまったレタス畑。
ここの畑のレタスは収穫するのが遅くなってしまい、すこし時期が過ぎた感じがあるのと、少雨の影響で乾燥を好む虫がついてしまい、出荷が難しくなってしまいました。レタスが虫に食べられるというより、レタスの根元を住処にする虫が居ついたということです。収穫して1つ1つ虫を駆除して出荷するのはとても手間がかかるので、ここの畑は放置してしまいました。数日前の雨で虫は居なくなってしまったようです。
食べることについては問題ないものもたくさん残っているので、インスタグラムのストーリーズでレタスの取り放題をしたい人いないかなぁ…と載せてみました。誰も来ないよな…と思っていましたが、「参加したいです!」と数名の方から連絡が来たので、じゃあやろう!ということになりました(笑)。明日も2組くらい来られる予定です。来週後半には腐ってきて駄目になると思います。
レタスの収穫と出荷は別の畑でまだまだ行っています。
レタスは根元に軸があるので、そこをザクっと切ってもらったら収穫できます。育ちすぎて根元が割れているものは出荷できません。内側は食べることについて全く問題はありません。レタスを切ると、白い液体がでてくるのですがそれはとても苦いです。根元ではなく葉の方も切ったら若干白く滲むものもあったりします。この白い液体は乾くとピンク色になってきます。スーパーマーケットで売られているレタスの切り口が赤くなっているのはそのせいです。うちがレタスを産直市場に出荷するときは、切り口の部分を少し拭いてから包装します。

切り口からでている白い液体はものすごく苦かったです
とりたてのレタスは驚きの甘さと食感で感動!
レタスの収穫体験には15組弱のご家族がいらっしゃいました。とってすぐのレタスを食べてもらったのですが、甘くて美味しいしシャキシャキ感も全然違うので、これを食べてしまったらスーパーで売っているレタスが食べられなくなるとおっしゃっていました(笑)レタスの鮮度は重要だと思います。これなら、野菜が嫌いな子も食べられると思います。
レタスは適度な重さがあるものが良いです。重すぎるのもダメですね。重いと、中がキャベツみたいに詰まっていて、それはあまり良くないと言われます

向かって右側が良いレタス。取る前の見た目ではどれが良いレタスかわからないですが、青木さんにはわかるそうです。
このくらいの大きさだったらこのくらいの重さだという感覚があるので、それで判別しています。軽すぎると中身がスッカスカでそれも良くないです。適期に収穫するとそういう中身の密度が適正になっていると思っています。収穫してすぐの野菜はほんとうに美味しいです。鮮度は味に直結すると思います。

葉が巻いてないレタスもあります。
ロマネスコの美しさと、レタスの美味しさに感動。
ロマネスコは本当に見た目が美しく感動しました。すばらしい造形美だと思わされます。一所懸命農園さんのロマネスコはとても大きく、以前、お店で見かけた物とは別物のようでした。購入させていただき自宅で食べると、カリフラワーよりも上品でくせのない味と不思議な食感でした。
レタスの収穫体験は初めてで、どこにレタスがあって、どれが良いレタスなのか全くわからず、最初の方は困惑しました。収穫してすぐに畑で食べたレタスは本当にびっくりするくらい甘く、レタスの概念を変えられるような味とシャキシャキとした食感でした。筆者もたくさんのレタスを収穫させていただき、知り合いに配りました。皆、「美味しかったよ!」と感想を返してくれました。
収穫しなかったレタスはこのまま廃棄ということで、本当にもったいないとしか思えません!廃棄野菜をなんとか利用できる仕組みを!と真剣に考えらさせられる体験でもありました。

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