今回は真庭市で小菊と白ネギを生産されている中山さんの第2回目です。小菊の定植の様子と白ネギの様子を教えていただきました。

 小菊の定植です。

菊の苗がハウス内で育ち、外の空気にも慣れてきた頃(4月下旬)に畑へ定植します。

ハウスから外に出て、外気になれた小菊達!

昔は黒いシートを張って育てていましたが、最近の高温で土の温度が上がるため、数年前から白いシートに変更しました。土を慣らして畝を作り、肥料等を蒔いてから穴が開いたマルチとフラワーネットを張って、定植していきます。

定植するための準備 マルチとフラワーネットを張っていきます

フラワーネットを張るのは母の方が上手です(笑)私は母に比べたらまだまだ始めてからの日が浅いので!
フラワーネットは小菊の成長に合わせて上に移動させていきます。風で折れてしまわないようにする対策ネットです。ちゃんと機能するように小菊の成長につれてネットを支える支柱もたくさん立てていきます。

すべて手作業で定植作業をしていきます。両親も元気に作業をしてくれます。4月下旬に定植したものはお盆に出荷するもので、7000株程度を3人で1週間くらいかけて定植しました。今年は去年よりも少し多めに定植しました。

畑に移った小菊達。これからすくすくと成長します

お彼岸に出荷するものは5月の半ばに同じくらいの量を定植していく予定です。

 定植後、3日程度で摘心を行います。

定植してから3日後くらいに摘心作業を行います。摘心作業で、わき芽の発生を促します

芽が摘まれている状態がおわかりでしょうか?

摘心作業後、わき芽がたくさん出てくるので、最終的に3本の枝になるように整枝を行います。

7000株をすべて手作業で!すごいです

今年は定植した後、気温が低くなってしまい、成長が少し遅れている感じがします。品種の違いで成長も違うことが多少はありますが、気温のせいだと思います。最初の方に植えたものは緑が濃くしっかりしていますが、後の方に植えたものはまだ元気がない感じです。霜にやられたら大きくならないと聞いていますが、まだ定植後に霜が降ったことはありません。霜が降らないような時期になってから定植することにしています。

 雑草は手作業で取り除いていきます

マルチを張った間には雑草除けの黒いシートも張るので、大量に雑草が生えることはないのですが、マルチの穴の中には雑草が生えてくるので、それは手作業で取り除いていきます。除草剤は菊にかかってしまうと良くないので使いません。

 白ネギも同じ時期に植え付けを行いました。

白ネギも同じ時期に受付開始です。畝を作成してその間に機械を用いて植え付けていきます。

白ネギは白い部分が30cm必要なので、上に伸びて成長するたびに土寄せをしていきます。土寄せは機械でします。これからぐんぐん大きくなるのですが、7月8月は休眠期間があり成長が止まるので何もしません。なので、7月までは白い部分が見えてきたら土寄せ作業をしていきます。

成長するごとに土をかぶせてネギを埋めていくイメージ

 水やりはあまりしませんが、ここ最近の気温では必要となっています。

基本的に、小菊は定植をしたときに水やりをして、それ以外はお天気任せです。水が無いと花が咲かないので、出荷直前には調整のために水を与えます。ただ、ここ数年は夏の気温がとても高くなり、お天気任せでは枯れてしまう可能性も高いので、状態を見ながら水やりをしています。
消毒や除草(草抜き)は、だいたい1週間~10日に1回くらいの割合で行っていきます。天気に関係なく定期的に行っていきます。夏場は日差しがとても強いので、葉が傷まないように夕方に作業をすることが多いです

白ネギは土寄せの時に、薬を多少蒔きます。そのタイミングで消毒も行っていきます。月に1~2回程度でしょうか。

両方とも、だいたい1週間~10日に1回くらいの割合で、消毒や除草(草抜き)は行っていきます。天気に関係なく定期的に行っていきます。こちらも夏場は夕方に作業をすることが多いです。消毒等をするタイミングの指示は、なんとなく父が主導権を持っています(笑)

 ソリダコはとてもおおきくなっています

1か月前より、とてもとても成長しています

ソリダコはずっと何年も同じ場所で育てています。収穫してから肥料を足しておくと、また大きくなっていくので手間いらずです。こちらもフラワーネットを張り、風対策をしています。ソリダコのネットは上にあがっているのがわかりますか?

先走って花をつけているものが2つほどありました

ソリダコは咲いてしまうと黄色が少し薄くなってしまうので、ちょっと咲いたかな?くらいのタイミングで出荷します。

 育苗もして田植えもします。

田植えもするので、4月の半ばには育苗の準備もします。

5月の半ばには田植えをします。田植えの前に除草したり、いろいろと田んぼの方でも準備が必要です。

 春は大忙しです。

トマトは花が咲いてから、向きを揃えて植えると良いらしいです

トマトやナス、キュウリ、玉ねぎ、人参、フルーツパプリカ等も育てています。フルーツパプリカは真庭市として力を入れている品種だと思います。

 ご両親と3人で分担作業

ご両親を師として作業をされていますが、お話を聞いていると、だんだんと中心的な存在が移ってきている印象をもちました。けれども、まだまだご両親ともご健在でしっかりと役割をこなしていらっしゃいます。ご主人も農作業を手伝われていますし、良い家族関係で羨ましいです。
春はいろいろな作業がたくさんあり大変そうですが、それぞれの作物がしっかり根付いているのを見させていただくと、何もしてない筆者でもかわいく思えてしまうので、農家さん方も子供を育てる気持ちなのかな?だから大変でもできるのかな?と勝手に想像してしまいました。これからどんどん成長していくのを見せていただくのが楽しみです。

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